発達障害が問題になる場・ならない場


ファミリーコンサルタントの赤嶺です。

教育や子育てに直接的に関わらない方の中でも知られてきた「発達障害」という言葉があります。
ファミリーコンサルタントとしていろいろな相談を受ける中で、発達障害のお悩み相談を受けることも増えてきました。

発達障害の悩み

発達障害の具体的な一例として、園や学校や職場で、周りと同じようにさっと動けなかったり、急な変更に対処できずにパニックになったり・・・

「集団や組織の中で、急いでいる時に限って・・・困るんだよね。」
なんて、管理者の立場の方の苛立った声を聞くこともあります。

みんなと同じようにスムーズに動けない面を持っている、発達障害。
でも、それって「障害」なのでしょうか?

発達障害が障害にならない場

私は、ファミリーコンサルタントの他に、子ども達の学校外のもう一つの学びの場として、週に3日、デモクラティックスクールの運営スタッフをしています。

そこは、民主的な運営と自由な学びを大切にしているスクールで、子ども達が自分のやりたいことを好きなやり方でできる自由が守られています。

自由を与えるとワガママになる!?

本当の自由に触れることなく大人になってしまった方は、

【自由=ワガママになる悪いもの】

そんな図式が頭に浮かぶようですが、デモクラティックスクールではワガママ放題に動く子はいません。

なぜなら、「自分の自由も大切」だけど、「相手の自由も大切」だと子ども達は知っているからです。

話し合いによる解決方法

それでも時たま起こるトラブルは、ミーティングの時間で話し合います。

みんなが快適に過ごせるためにどうしたらいいのか、自分の気持ちや思いを話し、周りはそれを受け止めた上で、解決に向けてみんなで考えるのです。

話し合いで民主的に決めるというのは、時間はかかりますが、力は要らないので平和的に決めることができます。

平和的ではない決め方をしようとすると、暴力的になります。

力による解決方法

映画やテレビの中で描かれている家庭を思い出してみてください。
親や教師が上の立場から「ダメでしょ!」とガーッと一方的に注意したり怒鳴るシーンがありますね。

周りの状況に合わせるのが苦手な発達障害の方は、この注意シーンがさらに増えてしまいます。
でも、デモクラティックスクールでは、その一方的な注意のシーンがありません。
必要なことやこうして欲しいと思ったことは、その子に伝わるように話しますが、力による注意の必要はないと考えているからです。

☆が☆のまま輝けるなら障害にならない

わかりやすく形で例えてみると・・・

☆の形で生まれた子がいて、☆の形で育ってきました。
ところが家の外に出てみると、□で過ごすことが求められる社会でした。

□に☆を合わせようとすると、☆の尖った角を曲げたり、小さくなったり、時には折れてしまったりすることがあります。

☆を□に合わせるために、余分な時間や気力を使って辛くなってしまうのが、発達障害と言われた方と周りの方の障害なのではないかと思います。

障害にしない場が増えれば・・・

デモクラティックスクールのように、ありのままの☆の自分を受け止められる場では、発達障害は「障害」になりません。

一方、☆の形で生まれ育ったのに、□の箱に合わせるのが求められる場では、☆の角がぶつかってしまい、それが発達障害と呼ばれてしまいます。

発達障害を「障害」にしているのは、周りの都合なのかもしれません。
「☆のままでいていいよ」という場が増えれば・・・障害ってなくなるかもしれません。

そんなことを、発達障害のコラムを読みながら思った秋の夜長でした。

発達障害について受け止められる方が増えて、ラクに過ごせる方が増えますように☆

画像引用:発達ナビ LITALICOより

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沖縄のファミリーコンサルタント

赤嶺秀和(Hidekazu Akamine) & 赤嶺尚子(Naoko Akamine)

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